お母さんからのお手紙
保護者の目から見た幼稚園
―保育参観の感想文やお便りから―
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2歳児クラス男児・女児保護者
2歳児クラス男児保護者
普段、自宅にいる時は、すぐに「できない」と言ってやろうとしなかったり、親の手を借りようとしたり・・・思い通りにならないと泣きわめくことが多いので、園でのお弁当の準備の様子を見せて頂いて大変驚きました。できなくても泣くこともなく、きちんと待っている姿を見て、息子は出来ないわけではなく、私たち親に甘えているだけなのだなと実感させられました。また、お友だちとも楽しそうに仲良く遊んでいる姿も見て園での生活がとても楽しくて仕方がないんだなと感じました。何よりもお兄さんお姉さんたちの面倒見の良さには驚かされました。登園するようになってから一度もグズらず、幼稚園に行きたがる理由がわかったような気がします。今回の参観で息子の新たな一面を垣間見ることが出来ました。このような貴重な機会をつくって下さりありがとうございました。先生方今後ともよろしくお願いいたします。
2歳児クラス女児保護者
先日は、保育参観の機会を設けていただきありがとうございました。(中略)お弁当の時間の時も、自分でお弁当の支度をし、友だちの準備が出来るまで待ってきちんとご挨拶をして食べ始める姿は家でのそれとはまるで違っており外ではこんな風に過ごしているのだなと一安心しました。
すみれ組に入った当初は泣いてお弁当も食べずに帰ってきてしまうなど、大丈夫かと心配もしましたが、徐々に慣れていき、縫い取りや紙で編んだものなどをお土産として持って帰ってきてくれるのを親も楽しみにするようになりました。最近では、園で好きなお仕事に取り組んでいるのが影響しているのか集中力もつき、家でも一人で夢中になって折り紙を使った工作などをしています。人見知り、場所見知りが激しい娘ですが、すみれ組に通ったおかげで4月からも不安なく幼稚園生活をスタートできそうです。1年足らずではありましたが、すみれ組に通うことが出来、娘も親も成長することが出来たと思っています。4月からもよろしくお願い致します。
年長男児・女児保護者
年長男児保護者
息子が最後まで園生活をとても楽しんでくれたことが、親として一番嬉しいことでした。 息子の成長過程で見えてきた親としての不安や相談に、先生方が親身になって対応してくださったので 親として悩みつつも何かあった時一人ではないという安心感が持てたことはとても大きかったです。 息子も園で生活していくなかで、他人を思いやる気持ちや協力して一つのことを成し遂げることなど 3年間でずいぶんと成長できたと感じることができました。
年長女児保護者
何より娘は幼稚園が大好きで、元気にのびのび通園できたことに喜びを感じ、心より感謝しております。 幼稚園の様子は父母の会や参観、またはぐくみ等のお便りを通して知ることが出来、安心して 娘を託すことが出来ました。先生方のいつも変わらぬ温かな見守りと援助をはじめ、 四季折々を感じられる園庭や教室内、整えられたクラスの環境等々挙げたらきりがありません…。 何か起きた時に担当の先生が迅速にかつ最善の方法をとられる事にも大きな信頼を寄せておりました。 峡南幼稚園は父兄間の連帯感も大きく、入園したての頃は先輩ママさん方に助けられ勇気づけられ、 又現在は役員を通して又助けられながらも多くの方と良き情報交換をもち前向きな気持ちで親子が 幼稚園とかかわれたことも財産です。
年長男児保護者
子どもが思いやりや親切さなど素晴らしい環境の中で成長していけたことももちろん良かったと思う点 ですが、私自身が峡南幼稚園と出会い学び子どもとの関わり方を子育てに役立てる事ができました。 先生方やお友達から、優しさや愛情をたくさんもらい、そして子どもから私自身も愛情や優しさを たくさんもらっています。今、私はとても楽しく充実した日々を送っています。それは峡南幼稚園 との出会いがあるからだと思います。
年長男児保護者
お仕事の中で体験した作業で興味を持ったものは家に帰ってきてからも本で調べたり、質問したりして もっと深く知りたいという意欲が感じられます。自分で新聞や広告を切り抜いたり、貼ったり文字を書いたり・・・を黙々とやり続ける姿もよく見られます。思う存分やり遂げた後は満足感と達成感でとても誇らしげに、嬉しそうに見せてくれます。年長になってからの成長、―自分で考える力、行動する力、問題がおきても対処する力など―は目覚しく2年間は短かったけど、とても意義のある、大切な時間だったと実感しています。 子どもたちの作品はどれも立派に仕上がっていて、これらを作り上げた時のみんなの誇らしげな表情が見えるようでした。特に鮮やかな色使いが素敵です!!豊かな感性と日々の充実感が伝わってきて、見ている側も心が晴れやかになり、元気をもらえました。ありがとうございました。
年長男児保護者
いよいよ我が子も卒園の時を迎え、私も5年間の園生活にお別れをしなくてはならない時が来てしまいました。 ―中略― 峡南幼稚園は私にとって“命の恩人”でした。本当に一生懸命育てた娘が当時入園していた園での一年間の不登校にまつわる数々の悩みに、完全に育児ノイローゼと自信喪失とで娘にどんな風に接したら良いか、そして生まれたばかりの息子をどんな風に育てていったら良いのかわからない日々。“わら”をもすがる思いで初めて峡南幼稚園をたずねた日に、和子先生が静かに、そして私の目をまっすぐに見て下さり、私の話を聞いて下さった時のこと、今でも忘れられません。私にも沢山反省すべき点があったはずなのに、先生は全てを受け止め“それで良いのですよ”という風に、私と娘を認めて下さいました。どんなにどんなに嬉しかったことか、私は私のままでいて良いのだと感じ、一年間の苦しい日々から抜け出すことができました。“わら”をも・・・という思いでつかんだものは、実は大地にしっかりと根をおろした見事な大木でそれからの5年間本当に幸せな日々を過ごすことが出来ました。幼稚園に足をふみ入れると、その全てのものに意味があり、どんなささいな物や事柄も先生方の深いお考えのもとに存在している、見過ごしてはならないものという印象を受けます。それは子ども達一人一人にもあてはまることで、どんな子でも居場所があり、そして一人一人が特別な存在として接して下さっていることに いつもいつも感謝の気持ちでいっぱいでした。子供達に本当に必要な力とは何かということを、絶えず追求して、そして実践していただいている姿勢には本当の教育のあり方を教えられた気がします。 ―中略― どんな言葉を並べても上手く表現しきれません。本当に峡南幼稚園にめぐり逢うことが出来て良かった。
年長女児保護者
運動会ではありがとうございました。毎年子どもに無理をさせない楽しい運動会ですが、子ども達の自由を尊重したという、今年の新たな取り組みはとても素晴らしく感動しました。頼もしいかけ声で始まったリレーは、子ども達が心から楽しみ思いやる姿が印象的でした。子ども達主体で決めたとは思えないくらい、引き込まれて応援しました。年長ダンスも他の園のようにマーチングにこだわることなく、峡南らしくとても良かったなぁと思いました。旗を振りながら堂々と踊る姿は年長らしく成長を感じました。縦割り競技は自分たちでペアを決めたというだけあって、いつも以上に楽しい雰囲気だったように思います。毎年ペアさんとの様子が楽しみだったので子どもからペアを決め直したと聞いた時、少々残念な気もしたのですが、先生方の深い考えがあってのことと知り、当日の様子を楽しみにしていました。小さい子が困らないようにと配慮しながらペアを組んだ年長の子もいるようで我が子は仲良しの子とペアを組んだようです。以前はあまり自己主張のできなかった我が子が自分の意思を通したのだなと思いました。当日は、それは楽しそうに競技を終え、あのような笑顔を見ることができて良かったと思いました。
運動会を終えて、運動会の絵を描く時我が子は、どの競技も楽しかったから迷ったそうです。楽しい運動会を経験できたこと、親として本当にうれしく思います。子ども達の自由を尊重した運動会ができたのも、今までの土台があるからこそだと思います。日々の先生方の暖かいご指導に心から感謝いたします。―中略―
峡南ではプチ・フラワーアレンジメントなどの母親同士の交流の場を認めて頂くなど、現代の母親達の要望にとても合っていると思います。おかげ様で他クラス、他学年のお母様方とも仲良くなったり、情報交換したりと楽しい時間を過ごすことができますし、親同士の雰囲気が良くなっていくことで、峡南の発展につながるといいなあと思っています。―後略―
運動会を終えて、運動会の絵を描く時我が子は、どの競技も楽しかったから迷ったそうです。楽しい運動会を経験できたこと、親として本当にうれしく思います。子ども達の自由を尊重した運動会ができたのも、今までの土台があるからこそだと思います。日々の先生方の暖かいご指導に心から感謝いたします。―中略―
峡南ではプチ・フラワーアレンジメントなどの母親同士の交流の場を認めて頂くなど、現代の母親達の要望にとても合っていると思います。おかげ様で他クラス、他学年のお母様方とも仲良くなったり、情報交換したりと楽しい時間を過ごすことができますし、親同士の雰囲気が良くなっていくことで、峡南の発展につながるといいなあと思っています。―後略―
年長男児保護者
(様々な葉の形を分類したことについて)いつも感じることですが、この年齢の子ども達が30余人集まって一つのことをさせるのに、静かな雰囲気で、整然としていてよく集中が続くなと思いました。そして簡単そうに見えても実は学問的な分野をきちんと延長線上に見据えている保育内容の高さに感動しています。―後略―
年長女児保護者
今回が最後の参観となり、3年前の幼かった娘の様子を思い出しながら感慨深く拝見いたしました。お仕事の場面は何度見ても子供たちの持っている潜在能力や可能性が感じられ、また子供たちの真剣な横顔や真摯な姿に心打たれます。 30人近い子供たちがそれぞれ思い思いの活動をしているにも関わらず、少しも雑然とした雰囲気がなく、これだけいろいろなお仕事を提供していながら、先生方の目が行き届いていることに驚かされます。上の子供もモンテッソーリ教育を導入した幼稚園に通っていましたが、峡南幼稚園でのお仕事の質は比にならない程高く、これも現場の先生の熱心な指導のお陰と感謝しておりました。 私はいつも娘が作ってきたお仕事の切り紙の編みこみ細工や、織り機で作ったポシェットなどを見ると、そのひと目ひと目に、娘の凝縮された時間と真剣な横顔を思い浮かべてしまいます。この3年間、様々なお仕事に取り組む中で、どれだけ娘が成長し、様々な感覚を養うことが出来たか、作品を通して切実に感じることが出来ました。
また今回、父母の会では斉藤先生の、教師としてのご経験と母親としてのお立場の両方から、就学前の不安を的確に捉えた、すばらしいお話を伺うことができました。峡南幼稚園を卒園してきた子供たちは、その独特の雰囲気から、初めは異端児のようにとらえられることもあるけれど、それは短い期間に過ぎず、やがてはその能力を発揮して、お友達から頼られる存在になるというお話には特に感銘を受けました。私も、入学後のクラスには保育園からあがってくる子供さんが多いので、うまく馴染めるかしらと心配しておりましたが、斉藤先生のお話を聞くうち、あえて群れる必要はないのではないかと思えてきました。無理に既存の集団に溶け込もうとするより、自分らしさを見失わない強さを持って欲しいと思いました。 これから子供たちが歩む道にはたくさんの困難が待ち受けていると思います。そんな中で、親がしてあげられることはほんのわずかですが、子供の生きる姿勢を信じ、いつまでも笑顔が曇らないことを願って、見守っていきたいと思います。
3年間、子供たちを温かくお育て下さり、本当にありがとうございました。
また今回、父母の会では斉藤先生の、教師としてのご経験と母親としてのお立場の両方から、就学前の不安を的確に捉えた、すばらしいお話を伺うことができました。峡南幼稚園を卒園してきた子供たちは、その独特の雰囲気から、初めは異端児のようにとらえられることもあるけれど、それは短い期間に過ぎず、やがてはその能力を発揮して、お友達から頼られる存在になるというお話には特に感銘を受けました。私も、入学後のクラスには保育園からあがってくる子供さんが多いので、うまく馴染めるかしらと心配しておりましたが、斉藤先生のお話を聞くうち、あえて群れる必要はないのではないかと思えてきました。無理に既存の集団に溶け込もうとするより、自分らしさを見失わない強さを持って欲しいと思いました。 これから子供たちが歩む道にはたくさんの困難が待ち受けていると思います。そんな中で、親がしてあげられることはほんのわずかですが、子供の生きる姿勢を信じ、いつまでも笑顔が曇らないことを願って、見守っていきたいと思います。
3年間、子供たちを温かくお育て下さり、本当にありがとうございました。
年長のお母様から
年少さんの人数が全体の中で突出して多いのにもかかわらず、教室内の雰囲気が落ち着いているのに驚きました。3ヶ月足らずでこんなにも園生活になじむ事が出来、昨年と変わらないしっとりとした余裕のある生活の雰囲気が教室全体に漂っている事はすばらしいと感心させられました。縦割りという環境の中、身辺に年中・年長さんの良いお手本があるからでしょう。「味覚つぼ」のお仕事をとても興味深くみせていただきました。手の甲にポツンとおいてもらった水滴をこぼさずじっと待つことの出来るその態度さえも、集中力と落ち着きの訓練につながり、それが当たり前のようにできる子ども達がすばらしく思えました。答えが間違っていても一方的に否定しない先生の態度にも大きな配慮が感じられました。娘は年長となり、今は一日一日、一つ一つの行事が今まで以上に大切に思え、園を去らねばならない日が来なければよいと毎日毎日思いながら通っています。 こんな居心地のよいところ、はなれたくないです!
満3才男児・女児保護者
満3才男児保護者
家だと「できない!やって!!」とばかり言っていることが信じられないくらい、自分の身の回りのことをしているのにびっくりしました。1つ1つの行動をはじめのうちはハラハラ見ていましたが、年上の人からそっと援助されたり、先生に助けていただき納得し、自信をもって行動している姿に「峡南ならこうなれるんだ。」と感動しました。園での1日の過ごし方も理解しているようでメリハリをもった生活ができているようでうれしく思います。以前にも2才‐3才児クラスで集団生活はしていたのですが、峡南に入園したとたんに色々な方から「落ち着いたね」と言われることが多くなり、集団の生活の質の大切さを感じました。
年中男児・女児保護者
年中男児保護者
―前略― 教室での活動にも驚きました。「味覚つぼ?」と不思議に思っていると先生がおだやかな声でそれについての説明をはじめます。それも皆、しっかりと聞いているのです。先生に手の甲に味のついた水滴を落としてもらい、「一人か二人は先になめてしまう子がいるだろーなー、うちの子かな?」と思っていると、なんと30人いる子供皆が水滴のついた手を前に出してじっと待っているのです。本当に驚きました。そして一斉になめてみると「わー甘い!」と歓声です。その後、しょっぱい、苦い、すっぱいを続けてもやはり一人も先に味見をしてしまう子はいませんでした。とにかくすごい!集中力とガマン強さを見せていただきました。先生方の毎日のご指導が本当にありがたく思いました。峡南幼稚園の教育のすばらしさを改めて感じることが出来ました。ありがとうございました。
年少男児・女児保護者
年少男児保護者
まず父母会での副園長先生のお話ですが、食事の大切さについて改めて考えさせて頂きました。子供の心身の健康に大きく関わっているのですね。お弁当も毎日大変ですが子供が得意気に「全部食べてきたよ!」とお弁当箱を見せてくれたり、その時目一杯ほめてあげることができたり、幼稚園での様子を教えてくれるきっかけになったり・・・と、親子の心の交流の大きな原点になっています。これもお弁当の良い点だ、と思いました。子供もお弁当がとても楽しみのようで、本当に食事は様々な可能性を持っているのだと思いました。
―後略―
―後略―
年少のお母様から
年少さんはお弁当が始まって、二ヶ月ほどしか過ぎていないのにクラス全体が落ち着いてお弁当の準備を進めていてテーブルの全員が揃うまで静かに待つことができ驚きました。先生方には普段園児達が穏やかにやさしく接していただいていると感じました。また、麦茶をこぼしてしまった年少さんは、騒ぎ立てたり、困ったりせず一人で片付けることが出来る事に感心しました。スポンジやバケツ、雑巾等も園児用に小さくなっていて本当にすばらしい整った環境であることがわかりました。
年少のお母様から
保育参観を終えて我が子も含め子ども達が大変礼儀正しく思いやりの気持ちが有る事にびっくり致しました。順番やお掃除の手伝い等お友達のことを待ったりとても感心することばかりでした。私は長男を亡くしているので、どうも神経質になる部分があり、そんな時、“はぐくみ”を読み子どもと共に自分も成長しなくてはと励まされます。お弁当の方は入園するまでは少しプレッシャーも感じておりましたが、小食の娘なのだからと思っておりましたので先日一生懸命食べている姿を見て、やはりマイペースでと思いました。又、和子先生から父母の会でのお話を伺いお弁当の意義にも感心致しました。
年少のお母様から
はじめて経験した集団生活4月の混沌としたあの“あつまり”から一年、子供達は秩序ある集団へと成長したなと感心させられました。その集団の引率をされた先生方、本当にありがとうございました。でもこの成長ぶりの早さには驚きです。それはきっと縦割りクラスの中にあって、目の前に年中さんや年長さんのよいお手本、見本があるからこそ、年少の子供達は大人に教わる以上に学びとることが大きいのだと思います。峡南幼稚園の子供達は落ち着きがあって、まとまりを感じます。子供達と先生方の意気が合っているという感じを受けます。全体で集まってお誕生日会やクリスマス会などをする時なんと態度がしっかりしていたことでしょう。小学校の集会より集中力や意欲の上で質の高さを感じたこともありました。先生方がいつも落ち着いて大らかな気持ちで子供達に接しられていますので子供達が安心していられるのでしょう。我が子も毎日楽しく一度も「嫌」を言わず通い続けられたのも先生方に安心感を抱いていたからだと思います。
年少のお母様から
3ヶ月がたち園生活がとても楽しいことがよく分かりました。お弁当の準備においても子供達が本当に楽しくやっている様子でした。子供の動きですから、つい手を出してしまいそうになりますが、大人は忍耐強くまつこと、そうしていると子供はしっかりできるものなのですね。
―中略― お弁当を楽しく食べる息子の姿が目からはなれません。ペアの○○ちゃんが一生懸命、面倒をみてくれている様子とても感謝しています。お弁当の時間は母の愛情を感じ取り感謝するという大切な時間だと感じました。
―中略― お弁当を楽しく食べる息子の姿が目からはなれません。ペアの○○ちゃんが一生懸命、面倒をみてくれている様子とても感謝しています。お弁当の時間は母の愛情を感じ取り感謝するという大切な時間だと感じました。
卒園生のお母様
卒園生のお母様
峡南幼稚園での三年間の生活を終えて、小学校に進んでからも、「ああ、これは幼稚園生活で培った力の成果だ」と思わされる事が多々あります。私の娘は、小学校にあがって一学期の終わりにクラスの友達と自主的に計画を立てて、音楽発表会を開き、小学校の先生方を驚かせたものです。内気に見えた娘でしたが、園での縦割り生活の中で、年上の人からは大切にされ、年下の子たちからは慕われて過ごす中で「自信」がつき、積極性と自主性が発揮できるようになったと思われます。一方、「集中力」と「手先の器用さ」という点でも先生方をうならせた事がありました。「長さ」の学習をした際、与えられた粘土で先生の予想を超えて巧に長く伸ばしてしまったという事です。授業を参観された数人の先生方が「何かが特別に育っているような感じがする。」と話されたと聞かされました。また、高学年の長女は、精神面でも園での学びを支えとしています。周りの者と同じでないと何か言われはしないかという不安の一方で、自分は自分らしく在りたいという気持ちの葛藤で悩む時、園で教えていただいた「心の強い光の子」という言葉が、娘の判断基準となっているようです。価値観の基準の見えにくい世の中ですが、自分らしく生きることの基準を心の中に育ててくれた園に感謝しています。